こんにちはケアサービス米子です。
久しぶりの更新となりますが
みなさま如何お過ごしでしょうか?
今年も、あっという間にもう7月
早くも後半がスタートしております。
ケアサービス米子では米子市角盤町に
鳥取ふれあい共生ホーム「照陽の家」が
4月にオープンとなり、社内では準備に追われ
バタバタとした上半期となりました。
さて、今回は私たち
ケアサービス米子指定居宅介護支援事業所が
認知症キャラバンメイトとして地域に出かけ、
そこで暮らす住民の方々を対象に行っている
認知症サポーター養成講座の研修風景を
ご報告したいと思います。
現在、日本ではおよそ180万人を超える人が
認知症と診断され、また85歳以上になると
3~4人に一人が認知症の症状が出現すると
言われています。
2015年にはおよそ280万人、さらに
2020年には300万人に達すると予測される中、
厚生労働省と全国キャラバンメイト連絡協議会
により「認知症サポーター100万人キャラバン」
という取り組みがスタートしました。
そのような流れの中で、
先月6月4日(土)に、米子市長寿社会課からの
依頼により米子市内の企業さま向けに
弊社ケアマネージャー3名が講座を開催しました。
相談内容は、最近その企業さまの窓口で
見かける認知症かと思われる高齢者の方への
対応方法についてです。今回の養成講座へ
ご参加頂いた方は54名で、20代から60代の
幅広い層の職員の方々となりました。
さて、急に認知症を患っておられる方への
対応方法といっても、ある程度の病状への
理解がなければ、間違った対応により状況の
さらなる混乱を招く恐れがあります。
そこで、まずは認知症が病気であること、
原因、症状、その予防等基礎から始めました。
その後、ケアマネージャーからの
事例提出とともに、企業さまの対応、体制を
ヒアリングさせて頂き、最後に窓口対応例も
含めた、認知症の方への適切な対応方法を
説明させていただきました。
また普段、弊社スタッフが感じている
ご家族さまへの理解、そして認知症の方に
とって住み慣れた地域でその人らしい生活が
継続できることの重要性を、地域の方々に
少しでも理解して頂き、応援して欲しいと、
併せてお願い申し上げました。
参加者の方の中には、まだ介護に関係の
深くない方や、実際に困っているものの、
どこに対していつ頃、相談したらいいのかなど、
私たちにとっても生の声を聞く機会となりました。
年をとっても、弱くなってもその人らしく
生活できる、またそれが許される社会、
そういった仕組みのある社会の実現に
今後も少しでも協力していくことができればと
改めて感じる講座となりました。


長々となったレポートを最後まで
お付き合い頂きありがとうございます。
最後に、今回の講座ででてきた
認知症にならないための8ヶ条を
ご紹介させて頂きたいと思います。
【認知症にならないための8ヶ条】
1. ビタミンEを含む野菜や果物を沢山とりましょう。
2. ポリフェノールが含まれたワインは予防に効果的。
3. 魚(不飽和脂肪酸)を沢山食べましょう。
4. 知的活動、知的刺激を沢山受けましょう。
5. 人や社会との繋がりを大切にしましょう。
6. 適度な運動を行い、転倒に注意しましょう。
7. いつも若々しくおしゃれ心を忘れずにいましょう。
8. くよくよしないで明るく前向きに生活しましょう。
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